大好きなひいおばあちゃんの死、敏感長女の反応は・・・(2)
前回の続きです。
思いがけず、棺の中の祖母の顔を見てしまった長女。
ショックを受けて怖がって、その日はなかなか眠れませんでした。
お通夜、お葬式でどのようなことが行われるか
棺とははどういうものなのか、
お経とはいったい何なのか、
子どもにとっては分からないことだらけです。
忙しかったとはいえ、
事前に丁寧に教えてあげなかったことを、
深く深く反省しました・・・
翌日、葬儀が午後からだったため
午前中のみ、子どもたちを登園させました。
その間も大人はバタバタです。
葬儀が無事終わり、長女が言いました。
「かなしかったね・・・。」
「・・・でも、今日ようちえんで、ひなちゃん(仮名)が言ってたよ。」
「しんだら、お空で、お星さまやお月様になるから、また会えるって!」
「だからまた会えるから、リッカかなしくないよ^^」
私は気が張り詰めて、涙が出ずにいましたが
リッカのこの言葉で思わず泣いてしまいました。
”お星さまになってまた会えるから、悲しくないよ”
純粋な優しい言葉に、私が慰められて・・・
幼いながらに、お友達同士で悲しい出来事を共有して
慰められてるんだ・・・。
入園した時にはまだ小さかったわが子も、
幼稚園のお友達も、
もうそんなにも成長してたんだ・・・。
それから、たまに夜外出すると、
お空にお月様やお星さまが見えるか
必ずチェックする長女と次女です。
星が見えると、
「ママ!お星さまがみえるよ、あれおばあちゃんじゃない!?」
と、満面の笑みではしゃいで言います。
棺を覗いてショックを受けた時には、
敏感な長女はどうなることかと不安でしたが
乗り越える力を持っているんだなと思いました。
祖母の私への最後の言葉、
「子どもたちをしっかり育てていってね・・・」
守っていこうと思いました。