HSCママの子育て奮闘記。

HSC(ひといちばい敏感な子)の長女、マイペースな次女との日常と、日々思うこと。

大好きなひいおばあちゃんの死、敏感長女の反応は・・・(1)

こんにちは!あんみつです。

 

先日、私の祖母が、闘病の末、亡くなりました。

子どもたちにとっては、ひいおばあちゃんです。

 

近くに住んでいるので、

子どもたちもよく懐いていました・・・

 

 

入院した時、子どもたちとお見舞いに行きました。

その時は、痩せてはいたものの、普段通りに話せていました。

 

しかし、そのわずか数週間後、

病院から、「あと数日です」と言われました。

 

再び、子どもたちを連れてお見舞いに行きました。

 

前回のお見舞いの時よりもさらに痩せ、

酸素マスクをつけて苦しそうに息をする祖母、

長女は心配そうにみつめていました。

次女は、最初戸惑っていましたが、

おばあちゃんと叔母に会えてはしゃいでいました。

 

祖母は、会話も難しいくらいの体調なのに、

震える手で財布からお金を出し

いつものように、お小遣いを渡そうとしました。

 

私「ばあちゃん、ありがとう、でも大丈夫だよ。」

長女「大丈夫。」

 

それでも、頑なに渡そうとする祖母。

 

叔母「ばあちゃん、もらってほしいって。もらってあげて。」

私「・・・そっか、わかった。ばあちゃんありがとう、大事に使うからね。」

 

その時・・・

長女は、静かに泣き出していました。

 

落ち着かせるため、待合室に連れて行くと

長女「おこづかいなんていらない!いらないっていったのに!」

と大泣きしてしまいました。

私はビックリしました。

いつもは喜んでお小遣いを受け取っていたのに、

こんなに泣いて嫌がるのが意外で。

 

長女、お小遣いなんてもらってる場合じゃないと言いたいようでした。

おばあちゃんの命が長くないと察しているようでした。

 

 なんとか、時間をかけて説得し、

もう一度病室に戻り、

笑顔でおばあちゃんとバイバイすることができました。

 

これが、長女にとって、おばあちゃんとの最後の時間になりました。

 

 

祖母が亡くなったという知らせを受けて、長女に

「おばあちゃんが亡くなったから、天国に行けるようにお祈りしようね。」

長女は「そっかぁ。わかった!」と、

実感がわいていないようでした。

(余談ですが、「死」の概念がわかるようになる年齢は

8歳ごろから という話を、昔聞いたことがあります。

長女はまだ6歳ですから、ピンと来ないのも当然です。)

 

私は、長女に「死」というものをどう伝えるか

答えが出ないまま、バタバタと斎場へ行きました。

 

斎場についてからは、すぐにお通夜が始まり、

終わってからも、

お皿や飲み物を用意したり、

数十年ぶりに会う親せきと会話したり

次女の世話をしたり、

 

とにかくバタバタしていました。

 

ふと、長女を探すと、なんと、

親せきと一緒に棺の窓をのぞいていました。

しまった!!

 私のフォローなしに・・・

 

 長女は私のところに戻ってきて言いました。

 

長女「ねぇママ・・・おばあちゃんまだ生きてるの?」

私「ううん、死んじゃったんだよ。」

長女「でも・・・お口があいてたよ・・・?」

私「うん・・・」

長女「もう生き返らないの?」

私「そうだよ・・・」

長女「なんで・・・見たくなかったよぅ。怖いよう、怖いよう・・・あの箱におばあちゃんが入ってるって知らなかったよう・・・・」

私「ごめんね・・・」

※お通夜のときに教えたのですが、分かっていなかったようです・・・

 

その夜、帰宅してから、布団の中でもなかなか寝付けず、

長女「ちゃこりんはいいなぁ、

死んじゃったってことがまだわからないから・・・

リッカ、もうわかるから、こわいよう・・・」

と何度も言っていました。

 

つづきます。